四阿山(あずまやま)山麓の「石樋の滝」


奥軽井沢「嬬恋高原」の天然水のふるさとは、群馬県と長野県との県境に位置する日本百名山のひとつ「四阿山(あずまやさん)海抜2,354m」にあります。
 冬、日本海からの季節風によって数メートルの雪に被われ、その雪融け水が伏流水となって地中深く浸透し、安山岩のフィルターを通って良質の湧き水になってゆきます。
四阿山は、今から75万年前から20万年前まで活動していた火山の四阿カルデラの外輪山のひとつで、その外輪山は直径3kmにもおよび、他に「根子岳2207m」「浦倉岳2090m」などの山々があります。20万年前の噴火によりできたこのカルデラは、、その後の侵食により北側に日本3大瀑布である「米子瀑布」の滝を形成、須坂市へ流れ落ちています。また、外輪山の南山麓から流する「神川」は干ばつでも豊かな水をたたえてとして、江戸時代には信州真田氏の信仰の対象としてこの四阿山を祭っていました。
 東から湧き出た泉水は、「石樋の滝」などの多くの小さい沢とつくり、やがて坂東太郎「利根川」の源流となります。
 中でもバラキ湖畔の湧水群の水は、肌に優しいとの評判を呼び飲み水はもちろん、浴用の水としても利用されていました。

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    白糸の滝(浅間山伏流水)など湧水は豊富です。         キャベツ畑のパノラマは絶景です。